GRAND FAMILY ORCHESTRA 悲劇の中でも希望を歌う
鬼才、松山晃太が率いるバンド「GRAND FAMILY ORCHESTRA」
彼らは素晴らしい
(「なにいってんねん?」という読者の心情は分かってる。もう少し読んでくれ)
彼らの代表曲でもある「ラバーソウル」は特に必聴の名曲である
「届かない思い」というありふれたテーマを「詩的」かつ、ベテランの名に恥じない「テクニック」で見事に他と一線を画す仕上がりになっている
この曲を聴いたとき、このバンドが世の中を席巻する日は近いと確信した。
しかしその矢先、本バンドのギタリスト「えばたA.F.あい」が急逝した。
本人が一番悔いが残っているだろう。バンドメンバーも失意のどん底に落ちたことは想像に難くない。「なんでこんな時に・・・」誰もが思っただろう。
しかし、ここで道を諦めないのが彼らなのである。絶望の中、彼らはまた、音楽好きをうならせる名曲を作り上げた。
それが「オー晴レルヤ」である。
青春の「甘酸っぱさ」、「想い通りにならない世の中」、「自分の無力さ」
そんな中でも、希望を信じている「ハレルヤ」という叫び
私は、音楽の表現力の力に圧倒された
この曲を聴いたとき、「くだらない青春だったけど、今は幸せに暮らせている」「絶望の先には希望だってある」という前向きな気持ちになり、「繰り返しの日々のありがたさ」さえ感じた。
しかし、再起を決意した彼らにさらなる試練が襲い掛かる
本バンドのベーシスト、千葉龍太郎が不慮の事故で亡くなってしまったのだ。
しかし、彼らは前に進み続ける。以下で紹介するので是非聞いてみてほしい
どんな苦境でも走り続ける
そんな彼らの曲を是非とも感じてほしい。そしてライブハウスで共に涙を流そう